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斑尾高原の四季
標高1000mに位置する斑尾高原の季節は明確に分かれています。
冬には例年3m以上の積雪があり、真冬の最低気温はマイナス10℃前後になりますが、
パウダースノーのゲレンデはスキーヤーやボーダーには人気のエリアです。
3月中旬になると柔らかな日差しが深い雪に覆われた山や森に暖かな春を運びます。
雪解けの地面やトレイルにフキノトウや山野草(カタクリ、雪割草、フクジュソウ・・・)
が顔を覗かせ、沼の原湿原一面に可憐な水芭蕉の花が咲き始めます。
5月初旬には木々の芽吹きとともに高原内のトレイルでブナの根明けが見られます。
厳しい寒さに耐えて春を迎えた自然界の命の輝きを感じる季節はトレッキングシーズンの
幕開けです。
短くも美しい高原の夏は平均気温が20℃前後と自然の涼風が心地よく、森の散策以外にも
多彩なアクティビティが楽しめる等、滞在型の避暑地としてお客様をお迎えしています。
紅葉の見頃は10月中旬から下旬ですが、10月半ば以降は近隣の山からの初雪便りが届き、
斑尾高原にも冬の訪れが近付いてきます。
11月下旬から12月初旬になると本格的な雪が降り始め、トレイルはスノーシューハイクが
楽しめる真白な別世界になります。
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